結婚式場の見学で書くアンケート。その本当の目的とは?

式場見学に行った方なら経験があると思いますが、初めて式場に行くと”必ず”と言っていいほどアンケートの記入を求められます。

名前・職業・生年月日・挙式予定日・挙式スタイル・招待人数など項目は式場ごとに異なるのですが、3会場、4会場も見学すると「また、アンケート書くの…」となってしまいます。

それにしても、なぜアンケートを記入してもらうのでしょう? 

恐らく、「限られた相談時間で効率的に提案をするためにアンケートを記入してもらう」と思っている方が多いと思います。と言うより、実際はその側面が強いのですが、他にも隠された理由があるので、今日はアンケート書く隠された理由について解説していこうと思います。

属性って知っていますか?

みなさんは「属性」という言葉はご存知ですか? 

属性と聞くと、ゲームに登場する火・水・氷・雷など自然界に由来するアイテムをイメージしてしまう方もいると思いますが、ここで言う属性とは「職業」のことです。

例えば、勤め先が公務員・教授・医師・一部上場企業と聞くと、「年収も高く安定した職業だから料金もしっかり払ってくれる。招待客も上品な方が多いのでは?」とのイメージを抱き、反面、○○業などと聞くと、「料金払ってくれるだろうか? 気性の荒い招待客も来るのでは?」とのイメージを抱きます。

「それは偏見や差別じゃん!」と思われる方も多いかもしれません。

しかし、1組の結婚式で何百万円という大金が動くビジネスであることを考えると支払い能力は決して軽視できないのです。実際、支払が数日遅れているとしても、勤め先が上場企業の営業マンの方で属性が良いと「催促はせずに待つ(信用する)」ということもあり得えます。

また、「気性が荒い招待客が来て他のお客様に迷惑が掛からないか?」という点は結婚式場が口コミも含めたイメージ産業であることの表れでもあります。

このように書くと属性によってはデメリットが大きいように感じますが、属性は”参考”であって接客に影響することはまずありませんのでご安心を。

アンケートに隠された秘密

さて、属性は申込みにほとんど影響しないのですが、実は「対応するウェディングプランナーを誰にするのか?」と言う点で大きな役割を持ちます。

と言うのも、相談に訪れたカップルもウェディングプランナーも人間であるため、どうしても”相性”が生じます。相性が良ければ申込みにつながる可能性が高くなりますが、相性が悪ければ申込みに至らないこともあるのが営業の世界です。

そのため、式場としてはなるべく相性が良いウェディングプランナーに接客をさせたいのが本音です。もちろん、接客はリアルタイムで進行しているので、必ずしも相性の良いウェディングプランナーが空いているとは限りません。

しかし、事前情報が多ければ相性が良いと思われるウェディングプランナーで接客準備を整えますので、そういう意味でもアンケートは大切な役割を持つわけです。

このように書くと”戦略の一環”として敬遠される方もいるかもしれませんが、逆に、「あのウェディングプランナーとどうも相性が悪い…」と言う申込み後の不満を未然に防止することもできますので、そう言う点からしてもアンケートは決して無駄ではありません。

最後に、すべての式場がこのような戦略の下でアンケートを実施しているとは限りません。あくまで、「そういう式場もあるんだね」という程度でお読みください。

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