「ウェディングプランナーは会場で泣くな!」 先輩の言葉に秘められた思いとは?

今日は少し”精神論”のお話になります。

世の中には色々な仕事がありますが、ウェディング業界は非常に恵まれた環境の仕事だと思っています。ちなみに環境とは労働時間などと言った労務的な部分ではなく、「招待客、スタッフとも同じ目的のためにその場に集まっている」という精神的な環境のことです。

つまり、その場にいる全員が「新郎新婦の幸せを願っている」と言うことです。

かつてホテルでパーティーのサービスをした経験もあるのですが、同じパーティーでも披露宴と企業のパーティーだとモチベーションが異なりましたね。

披露宴のときは、招待客もスタッフも共通の目的で会場にいるため、新婦の手紙や新郎の挨拶のときは共感してしまいウルッと来ることもあったのが本音です。そして、披露宴がおひらきを迎え招待客のお見送りも終わり、会場のドアを閉めたときに「お疲れ様でした!」と互いに声を掛けるとスタッフには達成感が広がり、それがモチベーションアップへとつながっていきました。

正直、スタッフとして従事していながらここまで感動し、達成感を得られると言うのは素晴らしい仕事であると思います。もし、ウェディングプランナーなど業界に憧れている方がこのサイトを見ていただいているのであれば、「責任は重いですが、同時に達成感も得られる素晴らしい仕事である」ということはお伝えしておきたいと思います。

ちなみに、企業のパーティースタッフとして従事した時は社交辞令の中で淡々とサービスをするだけですから達成感と言うようなことは何もありませんでした。

ウェディングプランナーは会場で泣くな!

さて、ウェディングプランナーをはじめ、司会・カメラマン・サービススタッフ・音響オペレーターなど披露宴会場に携わるスタッフは主役である新郎新婦とリアルタイムで接しているわけです。

当然、人ですから時にはウルッとすることもあります。

しかし、「プロである以上、人前で泣くな!」というのが先輩からの教えとしてあります。

「それは、ちょっと古い体質なんじゃないの?」と思われるかもしれません。

確かに現在であれば「共に感動して…」と言う意見もあるでしょうし、スタッフが泣いている光景を見ることによって「そういう思いでサービスをしてくれたんだ」と好意的に捉えることもできるでしょう。

しかし、スタッフは新郎新婦をはじめ招待客を”おもてなしする”ことが使命です。

それ故、招待客が感動して涙しているときも、冷静に周囲に気を配らなければいけないのです。スタッフも一緒に泣いてしまえば冷静さを欠き、招待客の”急”に備えることはできません。

そのため、先輩のウェディングプランナーからは「プロである以上、人前で泣くな!」と言う教えを受け継いできたのです。

これを「プロ魂」と捉えるか、「古くさい考え」と捉えるかは人それぞれの価値観ですので特に何も申しませんが、このようなプロ魂を持ったスタッフもいるということを頭の片隅に置いていただければ、当日の挙式や披露宴も安心して過ごすことができると思います。

また現在、ウェディング業界に携わっている方や憧れている方は、「このような考え方もあるんだ」という感じでご覧いただければ幸いです。

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