お車代は、いつ、誰が、いくら渡すのがマナーなの?

結婚式で主催者を悩ますもののひとつに「お車代」があります。

お車代とは、遠方から来てもらった招待客の旅費を負担する意味で用いられ、結婚式では「お車代」と書かれた熨斗袋に現金を入れて渡します。

このお車代、結婚式に限らず講演会などのビジネスシーンでも多くみられる日本の慣例ですが、「金額はいくらで、いつ誰が渡すか?」と言う点に悩まれる方も多いはず。

そんな方のために、今回はお車代について解説していきましょう。

そもそもお車代はいるの?

お車代と聞くと「遠方から来てくれた方の旅費を負担する」という名目をイメージされますが、必ずしもそうとは限りません。それは、スピーチや余興をしてくれた招待客対して何らかのお礼をしたいときの”名目”で用いられる側面もあるからです。

受付者、主賓、乾杯の音頭をしてもらった方、スピーチや余興をしてくれた方など、結婚式や披露宴に協力していただいた方にお礼をしたいのが新郎新婦や親御様の心理です。そんなとき、お車代としてお礼するのがスマートと言えるでしょう。

実際の肌感覚としては、遠方の招待客は両家によってお車代の必要性を判断する価値観がバラバラなので一概に言えませんが、受付者、主賓、スピーチ、余興など主要場面で協力してくれた方に対してはかなりの確率でお車代を用意されていたように思います。

よく「お車代は招待客全員にいるの?」と、心配されている方も多いと思いますが、このような背景も加味すると全員に必要なものではないと言えるでしょう。ただ、どの招待客にお車代を用意するかは両家によって全く異なるのが実情ですから、親御様を含めて十分に相談しておきましょう。

お車代の相場は?

一般的にお車代の金額はその方が利用する交通費(実費)に相応する金額と言われています。もし、特急電車や新幹線を使うのであればその金額も考慮します。

もし、近距離で金額が微妙な場合はタクシーチケットで用意するという方法もあります。タクシーチケットとは、チケットを持っている方が利用されたタクシー代を後日両家が負担するという当日限定の利用券のことで、これもお車代に相応するお礼の方法と言えます。

タクシーチケットを利用するのであれば発券には多少の時間(両家名や日付を記入する作業)が必要となりますから、挙式当日ではなく事前にウェディングプランナーに伝えて発券しておいてもらうといいでしょう。

誰がいつ渡す?

最近の傾向としては受付者に事前にお願いしておき、招待客の受付に合わせて受付者から渡すのが一般化しています。記帳によって本人確認もできますから渡し間違いなども防ぐことができ、効率が良いと専門情報誌でもアドバイスしているようです。

確かにこの方法も効率が良いかもしれませんが、あえて申し上げると、本来は「主催者(新郎新婦や親御様)が当事者にお礼をする」のがマナーであるという点は押さえておいたほうが良いですね。

新郎新婦はさすがに難しいにしても、親御様や身内(兄弟姉妹)が当事者にお礼に伺い、「わざわざ足をお運びいただきまして…」とさりげなくお車代を渡すように心がけておいたほうが良いと言えます。

最低限、主賓や上司など立場がある方はお礼に伺うようにしておきましょう。

まとめ

お車代は「お礼の気持ち」と言うものであるため、用意の必要性は主催者の考えや、招待客の人柄、さらには今まで他の友人や同僚は結婚式でどうしていたか? ということに大きく影響されます。

そのため、具体的な解決策はこの場で提示できないものの、その必要性は親御様とも十分に相談されることをおすすめします。

なお、お車代について式場側はアドバイスはしますが、それ以上のこと(主催者に代わりにお車代を当事者に渡すなど)はしませんのでご留意を。

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