なぜ、新郎が右側で、新婦が左側なのか? ロマンチックな騎士道の精神とプロトコールの話。

結婚式に限らず物事には「理由」や「由来」がありますよね。そこで、今日は結婚式の「なぜ?」にスポットを当ててみようと思います。

さて、結婚式の主役と言えば新郎新婦です。

招待客は新郎新婦を中心に歓談をしたり、写真を撮影したりと思い思いの時間を過ごすわけですが、後日、撮影した写真をみると地方に関わりなく『新郎新婦の立ち位置が同じ』ことに気が付いた方はいますか?

みなさんが新郎だとすると、自分の左側に新婦がいると言うことになります。

わかりやすく写真でご覧ください。

右上位の解説写真

これはチャペル式の写真ですが「新郎が”右側”で、新婦が”左側”」なのがわかります。

披露宴における右上位の解説写真

今度は披露宴です。新郎新婦の正面から撮影してもチャペル式と同じように「自分(新郎)の左側に新婦がいる」と言う位置関係です。

この位置関係は世界共通!?

さて、肝心な理由ですが、実は人が並んだ時に「自分の右側にいる人を上位とする」と言う世界共通のマナーがあるためこのような位置関係になっているのです。

このルールを「右上位(Right on the first)」と言いい外交場面で広く使われています。

少し話がグローバルになりますが、国際会議などの外交場面においてマナーの解釈が各国バラバラだと円滑にコミュニケーションを図ることができませんよね。そのため、「国際儀礼(プロトコール)」と言う共通ルールが定められており、その中の一つに「右上位」があるのです。

右側が上位となった理由とは?

では、なぜ右側が上位者となったのでしょうか? 

それは…

『古代ヨーロッパにおいて、男性は愛する女性を守るために右手にサーベルを持ち、自分の左側で女性を守った』

と、言う「騎士道の精神」による位置関係が影響していると言われています。

なんともロマンチックな話ですが、男性が上位と言う解釈ではなく、女性を守ると言う精神に主眼がおかれているのは欧米ならではなのかもしれませんね。

もちろん、右上位の理由には諸説ありますが、結婚式にふさわしいこのロマンチックな話(由来)が一番説得力があるのは確かです。

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