披露宴の司会を友人や外部に頼まないほうがよい理由(前編)

披露宴に欠かせない存在と言えば「司会」ですね。

余談ですが、テレビ番組を見ていると司会者のことを「MC」と表現することがありますが、これは「master of ceremonies(マスター・オブ・セレモニー)」の略ですので「MCって何?」と思った時は思い出してくださいね。

さて、どの結婚式場にも提携している司会者がいるのですが、新郎新婦の中には「司会者はこちらで手配します」と言う方もみえます。

「しゃべり好きな友人がいるから…」
「知人が司会業をしているから…」

など、理由は様々です。なかには披露宴の費用を安くするために別の司会者業者に頼んで持ち込む方もいるほどです。

と言うのも、司会者の料金は比較的高額なため見積りで際立ってしまうからです。ちなみに、司会料は安い式場だと40,000円、高い式場だと150,000円と金額に大きな差がありますので一概に平均金額を言うのは難しいですが、パッと金額だけ見ると「高っ!」と思うのは仕方ないかもしれません。

そうなると「友人ならタダ(無料)だから、あの子に司会を頼もうかなー?」と考える方が多くなります。加えて、ネットでノウハウが簡単に検索できる時代ですから、気持ちはどんどん友人に頼む方向へ傾斜していきます。

しかし、安易な気持ちで友人に司会を頼むのはおすすめしません

これは司会を頼まれた友人の負担が大きいからと言う側面もあるのですが式場側の理由もゼロではありません。そこで、今回はその理由について解説していきましょう。

友人の負担が大きい

友人が司会をするしないに関わりなく、新郎新婦・司会者・ウェディングプランナーとの打ち合わせは必須となります。当然、友人が司会をする場合は打ち合わせのために時間を割いてもらわなくてはいけません。

ここまでは新郎新婦も想像できる範囲なのですが、意外に「司会の方が原稿を作る時間」まで思いを巡らす方は少ないのです。どんなベテラン司会者であってもカンニングペーパーくらいは作るのが一般的です。これが司会の経験少ない友人となるとカンニングペーパーではなく”台本”を作ってこられるのですが、それは司会を頼まれた友人のプライベート時間で作成しているわけですね。

恐らく、ネットや書籍を参考に夜な夜なキーボードをカタカタ叩いて台本を作り上げていくのではないでしょうか?

案の定、披露宴当日に私が挨拶交じりに「立派な原稿ですよね」と友人の司会者さんに声を掛けたら、「○○日間もかかっちゃいましたよ」と返答が返ってきたことが幾度となくありますが、その都度「司会をこちらに頼めばよかったのに…」と思っていたものです。

まぁ、本人が原稿作りなどの仕事が好きな方であれば別段良いのですが、なかには「なんで、引き受けたんだろう?」と後悔していた方もいたのが実情です。

そして、披露宴を迎えます。

一般的には招待客と同じように”席”が設けられていることが多いのですが、他の友人と同じように料理を食べてドリンクを飲んでと言う余裕はないでしょうし、余裕があったとしても相手方の上司や親族の手前「司会者に成りきる」傾向が強いように感じます。

これに「60人、80人と言う大勢を目の前にしゃべる」と言うプレッシャーも襲いかかります。普段、私たちがテレビ・イベントなどで見ている司会者は慣れた様子でどんどん進行していきますがこれは経験が成せる技ですから、司会を頼まれた友人が大勢の前に出たときは恐らく緊張から頭の中は真っ白になるでしょう。

このような負担を承知で司会を引き受けてくれる友人がいれば頼んでもいいと思いますが、実際は軽い気持ちで司会を友人に頼んでいる新郎新婦が多い傾向があるように感じます。

司会は披露宴の良し悪しを左右する重要なポジションです。その司会者を”金額”を理由に友人などに頼むことを考えている方は少し考えた方が良いかもしれませんよ。

関連記事

return top